【月1読書】「シンプリスト生活」

月に一回、本一冊読書して感想を書くという試みを始めました。
本を読んだら、印象的だった内容や感想などをつらつらと書いていきます。
今回はその第一号ということで、「シンプリスト生活」という本を読みました。

シンプリスト

「ミニマリスト」という言葉がありますが、あの言葉は「物を減らす」、「物がない状態」の印象が独り歩きし、物が少なければ少ないほど良いというような捉え方がされてしまっているとのことでした。
ほんのタイトルにもある「シンプリスト」は、以下のように表現されています:

シンプリストとは、自分にとって何が必要で何が必要でないかが分かっており、取捨選択により必要最小限のモノのみで生活している …
自分にとってのモノゴトの優先順位を整理し、 自分に正直でいることを重視して行動する人

なるほど、物の少なさを追求するのではなく、本当に自分にとって必要なものに絞ろうぜって話なのだなと理解をしました。

まさに、「取捨選択」という単語は本の中でキーワードの一つになっていると感じました。

取捨選択

捨てることは難しい・何が本当に大事かわからない場合には、「捨てた前提」で数ヶ月生活してみることを勧めています。そして時がたって支障がなければ捨てても問題なし、ということで。また、多少後悔するとしても、、
そういえば、妻もこれをやっていたなぁ、と思い出し尊敬の眼差しです。

取捨選択については、どうしても決めかねる場合は、「エイヤ!」とまずは決めてしまうことも大切とありました。もし、「自分にとって何が必要で何が必要でないか」が今は曖昧でも、「取捨選択」の意思決定を重ねる上で振り子のように少しずつ定まっていくのだそうです。

また、この「取捨選択」は、家の中の物などだけではなく、周りの人間関係や仕事などにも行えると書いてます。人生は短いので、すべての物事において、ぜーんぶ持つ・ぜーんぶやるということはできないので、自分の中での優先順位を決めて、本当に大切か?ということを見極めて整理してこうぜーということでした。

整理・整頓・収納

上記で「整理」という言葉を使いましたが、本の中では、「整理・整頓・収納」の意味の違いについても説明しています。詳しい内容はぜひ本を読んでほしいのですが、片付けを行う上で、「整理」ができないと、どれだけ整頓・収納を行ったとしても、ものは減らない=シンプルにはならない、ということが書いてあります。片付けなどを行う上でも、まずは「整理」が一番優先度が高くて、「整理」の作業なしでは片付けはしきれないのだと理解をしました。

まとめ

「自分にとって必要なものってなんだろう?」「自分にとってこれは大事!と言えるものってなんだろう?」ということを考えて、取捨選択をして自分にとって重要ではないもの、優先度が高くないものは思い切って手放してみよう。そんなふうに思える本でした。

以下、Amazonへのリンクです※アフィリエイトリンクになっています
少しでも興味が湧いた方はぜひどうぞー!