てん
まずは完成形から紹介
画像の右側部分が今回DIYした有孔ボードです。
壁面収納の一部にディアウォールというつっぱり棒(木ver)を設置し、有孔ボードを取り付けました。
人生初のDIYだったんですが30分ほどで完成しました。むしろ材料集めに半日かかったので、材料紹介は丁寧に書いていきますね。
本当に壁に穴あけていないの?
ぱっと見、壁に穴開けてない・・・?と思うかもしれませんが、開けてません。ディアウォールという木でつくるつっぱり棒のようなもを壁の前に設置し、そこにビス(木ネジ)で固定しています。
作り方

設置したい壁面のサイズを計測。縦と横をミリ単位でしっかり計測してください。

必要な材料を買い出します。ホームセンターや雑貨屋さんを巡ります。

一部の木材を壁面のサイズに合わせてカット。(ホームセンターのカットサービスを使うのがおすすめ)

ネジもドライバーも必要無し!簡単にディアウォールを設置します。

有孔ボードを木ネジを使って、ディアウォールに留めていきます

有孔ボード用のフックなどで飾り付けて完成!
おおまかな流れがわかったところで、1stepずつ細かに説明していきます。
Step.1 採寸
まずは取り付ける壁のサイズを採寸します。壁のサイズにあった木材を見つけるのは難しく、カットしてもらうまたは自力でカットすることになるのでミリ単位で計測しておきましょう。
Step.2 材料買い出し
わたしが2時間ホームセンターをさまよって購入したのはこちらです。
・有孔ボード 45×90cm…3枚
・2×4 ディアウォール S…2個
・木ネジ 4.1×3.2mm…2袋(16個)
・装飾小物
その他は、たった二つの工具だけでできました。
・2,000円くらいの電動ドライバー(本当はインパクトドライバーが必要)
SPF材(2×4)
DIY初心者には聴き馴染みなんてないこちらの木材。これは直方体の木材のことを指します。
SPFというのは木の種類で安く加工がしやすいそうです。屋外や長期間の使用には向かないようです。屋内のものをちょこっと作るDIYではよく使われています。
2×4(ツーバイフォー)というのは規格のを表します。木の厚みが2インチ、幅が4インチのことを指しています。
有孔ボード
有孔ボードも実はたくさん種類があります。見た目にわかりやすいカラー以外に、穴の大きさ(穴径)と穴と穴の間隔(ピッチ)も種類があります。
私は一般的な穴径2.5mm、ピッチ5mmのものを購入しました。穴径とピッチによって使える装飾(ワイヤーの棚とか)が異なるので、注意が必要です。
てん
ディアウォール
ディアウォールはSPF材の上部・下部にパコっと取り付けるだけで壁につっぱってくれる優秀アイテム。
ディアウォールにバネが仕込まれており、しっかりと壁にはりついてくれます。
木ネジ 4.1mm×3.2mm
有孔ボードとディアウォールをくっつけるためのネジです。
ネジにはいくつか種類があり、その中でも木材と相性がよいネジを木ネジ(モクネジ)というそうです。
有孔ボードの穴(2.5mm)よりネジの頭部分が大きい4.1mmのものを選びました。
またネジの長さは有孔ボードの厚み+ディアウォールの厚みの中で収まるよう3.2mmのものを選びました。
装飾小物
有孔ボード用の小物を用途に合わせて購入しました。なかなかホームセンターやLOFTなどで好みに合うものを見つけられず、お洒落な家具屋さんに行ってみたらいくつかありました。
この小物に関してはネットで買うのが便利そうです。
Step.3 木材カット
木材を壁面に合わせてカットしていきます。
まずはSPF材からサイズを決めます。購入したディアウォールに「使用する高さから45mm短くした木材を用意」など、長さに関する記載があるはずなので確認してください。
てん
次に有孔ボードも忘れずカットします。
Step.4 ディアウォール設置
設置はとんでもなく簡単。SPF材の上部にバネのついているディアウォールを、下部についていない方をはめます。
そして壁面に設置して完了です。
もしつっぱり感が甘いな〜と思ったら、ディアウォールのパッケージのなかに調整板が入っていたのでそれで数ミリ単位で調整できます。
Step.5 有孔ボード設置
有孔ボードをディアウォールにビスで留めていきます。
本当であればインパクトドライバーなるものが必要らしいのですが、うちには生憎電動ドライバーしかないのでこれで代用しました。
電動ドライバーはamazonで2000円くらいで買った安物ですが、SPF材が柔らかく比較的簡単にネジをねじ込むことができました。
Step.6 完成!
あとは装飾をして完成です。買い物以外で使った時間は30分ほどでした。
さいごに
今回は採寸が甘く、有孔ボードが足りず下側がガッツリディアウォール見えちゃっているのが後悔ポイント。
でもそれ以外は大満足!やる前は「難しいかな〜」と渋っていたんですが、やり始めたらとても簡単で驚きました。
DIY初心者がネット最小に材料を買うのはおすすめしません。
有孔ボードの穴径やピッチ、ディアウォールでのSPF材のサイズ調整などは知らないと想像もつかないポイントなので、ぜひ初めての方はホームセンターで目で見て気が付きながら進めると良いのでは?と思いました。
てん